実はいろいろある綿棒の形

バリエーションに富む綿棒の形

実はいろいろ綿棒の形

綿棒といえば色は白で、綿球がガマの穂のような形状をしている物が一般的です。
しかし、現代ではこの常識に当てはまらない物がたくさん登場しています。

大玉タイプ

普通の物よりも、綿球が大きくなっているタイプです。
メーカーにもよりますが、体積は通常の綿棒の3割増しぐらいとなっています。
耳には入れにくく、奥まで突っ込むと耳垢を押し込んでしまいやすいので、耳の穴を掃除するには不向きです。

代わりに体積が大きいことで吸水力が増しているので、プールやお風呂から上がったときに、耳の中の水を吸い出すのに使えます。
耳の中に入れるのではなく、入り口に押し当てて毛管現象で吸い出す感じで使いましょう。

スリムタイプ

綿球と軸が通常よりも細いタイプで、主に赤ちゃん用として売られています。
耳の穴が狭い人にも使いやすく、耳垢を奥に押し込みにくい利点があります。
ただし、奥まで入れすぎて鼓膜に傷をつける危険性もあるので、入りやすくても入れる深さはほどほどにしておきましょう。

ぼこぼこ綿棒

綿球にいくつかの「くびれ」が設けられ、スクリュー耳かきのような形状になっています。
凸凹が垢をキャッチしてくれるので、普通の綿棒よりも効率よく掻き出せます。
スクリュー耳かきと違って耳を傷つけにくい点もメリットです。

耳かき綿棒

耳かきの様に、先端がカーブを描いているタイプの耳掃除用綿棒です。
押し付けたときに先端部に力が集中するので、耳かきのように耳垢を掻き出す力がアップします。
耳垢をひっかけて取ったりすることにも効果を発揮します。

手探りで先端部を正確に耳垢に当てて掻き出すのは難しいので、自分で使うよりも人にしてもらうときに真価を発揮します。。
耳かき専門店などよく使われているタイプです。

黒い綿棒

綿棒が白いという常識を覆す、比較的近年になってから登場した製品です。
素材や構造は普通の物と全く同じですが、全体が真っ黒なので取った耳垢が良く分かるようになっています。

特別によく取れるというわけではない物の、たくさん取れた「成果」を見てスッキリ感を味わうことが出来ます。
また、綿棒の汚れ具合がよくわかるので、耳垢がたくさんついたことが分からずにもう一度耳に入れて、耳の中に戻してしまうということも防げます。

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