梵天の進化版?:耳ブラシ

耳の中を掃き掃除

耳ブラシ

耳ブラシは梵天の進化版・現代版とでもいうべき耳かき道具です。
多くの場合、グラスブラシのように全周方向に毛が植えられているデザインをしています。

耳ブラシの素材

ブラシの「毛」の素材には、柔らかく強度に優れたナイロンが使われています。
梵天に使われているアヒルの羽毛よりも固いので、耳垢を掃うだけでなく掻き取ることも出来るようになっています。

耳ブラシの特徴・使い方

耳ブラシの多くは毛がらせんの形で植えられています。
耳の中に入れれば、回すだけで全体を傷つけずに掃除することが可能です。
柔らかくて細いので、耳垢を奥に押し込みにくいという点もメリットでしょう。
梵天と同じく粉耳の除去に有効ですが、飴耳の人には適さないかもしれません。

シリコンゴム製耳ブラシ

 耳ブラシ シリコン

耳ブラシの毛は繊維ばかりでなく、シリコンゴムを使っている物もあります。
ナイロン繊維よりも太く固いので掻きだす力が強く、飴耳の人にもおすすめです。
ただし、耳の穴が狭い人は耳垢を奥に押し込みがちになるので、自分の耳のサイズを考えた製品を選ぶ必要があります。

マイクロファイバー製耳ブラシ

マイクロファイバー耳かき

非常に細い繊維をまとめたブラシで、埃取りに使うクリーナーの耳用バージョンといったところです。
使われているマイクロファイバーはナイロンやポリウレタンを原料としたもので、太さは綿棒に使われている脱脂綿の10分の1しかありません。

繊維が細いことによって、細かい粉耳や薄皮タイプの耳垢も、軽くふくだけでひっかけて取り去ることができます。
こするのではなく、軽めにさっと拭く感じで使うのがコツです。
化学繊維なので水洗い出来、先端部分がカートリッジ式で交換も可能です。

マイクロファイバー耳かきの弱点

乾燥耳垢の掃除のための道具なので、湿性耳垢に使用するには向いていません。
原型であるマイクロファイバークリーナーが埃を取るための道具で、雑巾のようにこびりついた汚れを取れないのと同じです。
また、やや直径が太めなので、耳の穴が狭い人には使いにくいかもしれません。

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