くっつけて取る「粘着綿棒」

綿棒というより「粘棒」

 粘着綿棒

名前の如く、綿球の部分に粘着性を持たせた綿棒です。
普通の綿棒を雑巾とするなら、こちらはガムテープやコロコロといったところでしょう。

普通の綿棒の綿球に接着性の成分を染み込ませたものと、プラスチック製の軸の先端部分に接着素材を纏わせたものがあります。
綿棒を使ったものは1本ずつ袋に入れた形で、プラスチック製の物は複数本がくぼみのついたトレイにそれぞれ入れられた形でパッケージングされています。

粘着綿棒の特徴

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粘着綿棒の最大の特徴は、粉の耳垢をキャッチするのに効果を発揮する点です。
粉耳は耳かきでも綿棒でも取りにくい難敵ですが、粘着綿棒ならば「濡れ手に粟」のように耳垢を取ることができます。
粉耳が多い日本人ならではの発明品といえるでしょう。

粘着力はかなり強く、軽く押し当てるだけでボールペンを持ち上げられます。
軽くひっついているだけの耳垢なら壁からはがすことができるので、薄皮タイプの耳垢にも有効です。

粘着綿棒の使い方

使うときはこするのではなく、軽く押し付けるようにするのがコツです。
粉耳や薄皮タイプのような乾いた耳垢を取るには抜群の効き目がありますが、濡れていると吸着力が減ってしまいます
そのため、粘性が高めの飴耳を取るのにはあまり役に立ちません。

お風呂やプールから上がった直後も効き目が下がるので、使うなら耳の中が乾くまで待ちましょう。

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