プラスチック:現代のハイテク素材
安く何でも作れる良い素材
日用品に使われるプラスチックには、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ABS、ポリカーボネートなどいろいろな物があります。
いずれも、軽く、しなり、腐食せず、自由な形に出来る点が特徴です。
表面が滑らかでなので、耳への当たりも良好です。
プラスチック製耳かきの最大の特徴は形状の自由度の高さです。
強度の関係から金属ほどではないにしても、かなり自由な形を作れます。
また、色素を混ぜて自由な色付けが出来るところも持ち味です。
プラスチック耳かきの弱点
プラスチック最大の弱点は、薄く作ると割れやすくなる点です。。
そのためにさじの部分にはある程度の分厚さが必要になり、どうしても掻き心地が悪くなってしまいます。
また、竹や木、金属に比べるとチープに見えるところが欠点といえば欠点です。
特殊なプラスチック
アクリル樹脂
アクリル樹脂は透明性が高いプラスチック素材で、衝撃にも強いことから超大型水槽や飛行機のコックピットでガラスの代わりに使われています。
光ファイバーにも使われており、同様の原理で発光させる「光る耳かき」の材料にもなっています。
ポリアセタール
工業にも使用されるエンジニアリングプラスチックの一種で、引っ張り・曲・温度変化に強い上、しなりがある良い素材です。
医療機器にも使用され、これを使った高品質な耳かきが作られています。
シリコンゴム
シリコンを使ったプラスチックの一種で、ゴムに似た性質があります。
温度変化や薬品にも強く、人体に無害でアレルギーを起こしません。
他のどんな素材よりも柔らかく耳を傷つけにくい素材ですが、逆に柔らかいがゆえに他の耳かきよりも作れる形が限定されます。
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