ピンセットの相棒:耳鏡

耳鼻科の必需品

耳鏡 2

耳鏡(じきょう)とは少々耳慣れない名前ですが、耳鼻科などでお医者さんが使っているのを見た(あるいは体験した)人もいるかと思われます。
金属でできた小さな「じょうご」のような形で、トランペットなどの口の部分と同じ「朝顔」の名前でも呼ばれます。

耳鏡の使い方

耳鏡の使い方

使うときは細い側を耳の穴に差し込み、内部の様子を観察したり、ピンセットや鉗子などの器具を入れたりします。。
耳の穴を広げるとともに、入り口付近に生えている毛を押しのけるので、中が見えやすくなります。

中を見えやすくするだけでなく、器具の先端から皮膚を保護する役割もあります。

耳鏡の入手方法

分類上は医療器具ですが、複雑な物でないために誰でも簡単に購入できます。
耳鏡だけなら500円前後で、耳用ピンセットとセットなら1500円前後が相場です。

便利アイテム「オトスコープ」

オトスコープ

普通の耳鏡はただの金属のじょうごなので、耳の内部を照らすにはライトなどが別途必要です。
これでは不便なため、耳鏡にレンズ、照明を装着した「オトスコープ」という道具も作られています。

ハンドルの先端部に耳鏡、ライト、レンズをセットにして装着し、耳の中を照らしつつ拡大して見ることができるようになっています。

中にはレンズの代わりにCCDカメラと液晶モニターを装備している物や、スマホに装着して使える物なども登場しています。
いずれのタイプでも値段は1万円以上するのが普通で、少し手を出しにくいかもしれません。

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