耳かき好きの夢を実現:イヤスコープ

耳の中が見たい!

イヤスコープ ファインダー

自分の耳の中を見てみたいというのは、耳かき・耳掃除が好きな人が誰しも抱いている思いでしょう。
イヤスコープは、そんな願いを実現させてくれる道具です。

イヤスコープは狭い隙間から物の内部を観察する「ボアスコープ」の技術を応用して開発された物で、胃カメラなどとして使われる内視鏡の親戚ともいえます。
大きく分けると、光ファイバーを使った物と、CCDカメラを使った物があります。

イヤスコープの種類1:ファイバースコープ

光ファイバーを利用した物は細い棒の先端に広角レンズを取り付け、集めた光を光ファイバーで手元まで送って見る仕組みです。
電源が不要で仕組みも簡単なために、軽量・安価に作れます。
外の光をファイバーを通して送り、耳の中を照らす機能を持つ製品もあります。

イヤスコープの種類2:ビデオスコープ

CCDカメラを使用した物はビデオスコープとも呼ばれ、先端部分の超小型デジタルビデオカメラで撮影した画像を液晶モニターに表示する仕組みです。
ファイバースコープに比べると解像度が10倍にもなるうえ、先端部にLEDライトを付けて耳の中を明るく照らすことも出来ます。

電子機器なのでファイバースコープに比べると当然ながら値段は高くなります。
しかし、最近はパソコンやスマホにつなげられる小型の物も普及しているので、手が届きやすくなっています。

オトスコープとの違い

オトスコープとイヤスコープ

モニター接続の耳鏡と似ていますが、耳鏡が入り口近くから耳の中全体を見るのに対し、イヤースコープはより奥まで差し込んで詳しく見れる点が異なります。
また、モニター式耳鏡では耳の穴がふさがれてしまいますが、イヤースコープなら細いので、ピンセットや耳かき、綿棒などを同時に入れて掃除できます。

他の道具との併用

耳の中が見れるだけでは意味がないので、多くのイヤスコープではレンズの下側に小型の耳かきを備え付けているものが普通です。
これなら、自分の耳の中を見ながら掃除を堪能することができます。

価格は1万円ぐらいの物が一般的ですが、ペンサイズの簡易な物ならば数千円で買うことも出来ます。
自分で使うときは持つ部分が小さい方が耳かきとして使いやすいので、本体部分がペンサイズの物を選ぶのがお勧めです。

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